●燃えやすいものを置かない
　暖房器具による火災が増える時期です。近年はとりわけ、電気ストーブによる火災が増加しています。ヒーター部分に衣類や布団などが触れると放射熱により発火するので、洗濯物を乾燥させたり、スイッチを入れたまま就寝したりするのは厳禁です。脱衣場や台所など狭い場所で使用する場合は、周囲に燃えやすいものを置かないよう設置場所に十分に注意してください。また、欠陥が判明して無償修理や交換などが呼びかけられているリコール製品の対象になっていないか、ウェブサイトなどで確認しておきましょう。
 
●こたつに衣類を入れない
　電気こたつも同様に、衣類など燃えやすいものが近くにあると発熱、発火する危険性があります。こたつ布団や上掛けなどもヒーターに触れないよう注意してください。一方、石油ストーブは給油時の引火や緩んだキャップから灯油が漏れて引火するケースが多く発生しています。給油は必ず火を消してから行い、給油後はカートリッジタンクのキャップをしっかり締めましょう。


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