●食器洗いを見直す
　手荒れが気になる季節です。手はもともと皮脂腺が少なく、秋から冬にかけてはその働きが弱まって手荒れの原因となります。予防するためには、皮脂を失う主な要因の一つ、食器洗いを見直してみましょう。台所用洗剤は水で薄めてからスポンジに付け、ゴム手袋や透明のプラスチック製手袋を着用。水またはぬるま湯で洗うのが基本です。食器の汚れをあらかじめキッチンペーパーなどで拭き取り、つけ置きしておくと洗う時間を短縮できます。
 
●ハンドクリームを習慣にする
　手洗いの際は石けんの使い過ぎを避け、洗った後は乾いた柔らかいタオルで水分を拭き取ります。また、こまめにハンドクリームを塗ることを習慣にしてください。角質が気になる場合は尿素、手全体がカサカサしているならビタミンＥや保湿成分が配合されたものがおすすめ。べたつきが気になる場合は、ローションタイプを使用するとよいでしょう。マッサージで血行を促すのも効果的です。手荒れが進んで水がしみるほど悪化した場合は医療機関を受診しましょう。


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