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有痛性外脛骨とは?

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有痛性外脛骨とは?

有痛性外脛骨とは?

2026/07/06

有痛性外脛骨とは?足の内側が痛くなる原因を知ろう【第1回】

足の内側にある出っ張った骨のあたりが痛む、運動をすると足の内側がズキズキする、靴が当たるだけで違和感があるなどの症状でお悩みの方はいらっしゃいませんか。このような症状の原因の一つとして知られているものが「有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)」です。

有痛性外脛骨という名前を初めて聞く方も多いかもしれません。しかし、スポーツをしている学生や、長時間立ち仕事をしている方、足への負担が大きい生活を送っている方などでは比較的みられることがある状態として知られています。

今回は、有痛性外脛骨とはどのような状態なのか、なぜ起こるのか、どのような人に起こりやすいのかについて、できるだけ分かりやすくご紹介します。

外脛骨とはどんな骨?

まず理解しておきたいのが、「外脛骨」という骨についてです。外脛骨とは、足の舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨の内側に存在する副骨(ふくこつ)の一つです。

副骨とは、本来多くの人には存在しない「余分な骨」のように表現されることがありますが、決して異常なものだけを意味するわけではありません。人によって生まれつき存在することがあり、日常生活を送るうえでまったく問題がない方も少なくありません。

実際には、日本人を含めた多くの人の中で一定の割合にみられるとされており、自分では外脛骨があることに気付かず生活している方も数多くいます。

ところが、この外脛骨が何らかのきっかけで周囲の組織に負担を与えたり、炎症が起こりやすい状態になったりすると、痛みや違和感が現れることがあります。このように痛みを伴う状態を一般的に「有痛性外脛骨」と呼びます。

有痛性外脛骨はどんな状態なの?

有痛性外脛骨では、足の内側、土踏まずの少し上あたりにある骨の出っ張り周辺に痛みや圧痛が現れることがあります。

歩いているときだけでなく、運動中や階段の昇り降り、ジャンプやダッシュなど足へ大きな力が加わる動作で違和感が強くなることがあります。また、靴の縁が骨の出っ張りに当たり続けることで刺激となり、不快感につながる場合もあります。

痛みの程度は人によって異なり、「押すと痛い程度」という方もいれば、「歩くだけでも気になる」「運動後に痛みが続く」と感じる方もいます。

ただし、同じ外脛骨があっても必ず痛みが出るわけではありません。外脛骨があることと、有痛性外脛骨になることは別であり、普段の身体の使い方や運動量、足への負担など、さまざまな要素が関係すると考えられています。

なぜ痛みが起こるのか

有痛性外脛骨を理解するためには、「後脛骨筋(こうけいこつきん)」という筋肉の存在も知っておくと分かりやすくなります。

後脛骨筋は、ふくらはぎから始まり足の内側へ付着する筋肉で、土踏まずを支える重要な役割を担っています。歩く、走る、ジャンプするなど、私たちの日常生活で繰り返し働く筋肉です。

この筋肉は外脛骨の近くを通っているため、繰り返し負荷が加わることで筋肉や腱にストレスがかかりやすくなります。その結果、周囲に炎症が起こりやすい状態になり、痛みにつながることがあると考えられています。

また、スポーツによる繰り返しの動作だけではなく、急激に運動量が増えた場合や、長時間歩く機会が増えた場合にも負担が蓄積しやすくなります。

成長期に多い理由

有痛性外脛骨は、特に小学生高学年から高校生くらいまでの成長期にみられることがあります。

成長期は骨や筋肉が急速に発達する一方で、筋肉や腱の柔軟性とのバランスが変化しやすい時期です。そのため、スポーツ活動が盛んな学生では、足へ繰り返し負担がかかることで違和感が現れることがあります。

サッカー、バスケットボール、バレーボール、陸上競技、野球、ダンス、新体操など、ジャンプや方向転換が多い競技では特に足への負担が大きくなる傾向があります。

もちろん、大人には起こらないというわけではありません。社会人になってから運動を始めた方や、ウォーキングを習慣にした方、立ち仕事が多い方でも同様の負担が積み重なることで症状が現れることがあります。

生活の中で起こりやすい場面

有痛性外脛骨はスポーツだけが原因ではありません。日常生活の中にも足へ負担をかける場面は数多くあります。

例えば、仕事で一日中立ち続ける販売職や接客業、調理師、美容師、工場勤務などでは、足裏や土踏まずへの負担が蓄積しやすくなります。また、育児中の方では、お子さんを抱っこしながら歩く時間が長くなることで、片足に体重が偏りやすくなる場合もあります。

さらに、旅行やテーマパークなどで長距離を歩いた翌日に足の内側が痛くなるケースや、普段履かない硬い靴やサイズの合わない靴を履いたことがきっかけになるケースもあります。

こうした出来事は一つひとつが大きな原因ではなくても、少しずつ負担が積み重なることで違和感につながることがあります。

痛みだけを見るのではなく身体全体を考えることも大切

足の痛みというと、どうしても痛い場所だけに意識が向きがちです。しかし、実際には歩き方の癖や足首の動き、膝や股関節の使い方、体重のかかり方など、全身のバランスが影響していることもあります。

そのため、足の内側だけではなく、身体全体の動きを確認しながら負担のかかり方を考えていくことも大切です。日頃から自分の歩き方や靴の減り方、運動後の疲れ方などに目を向けることで、小さな変化に気付きやすくなる場合があります。

次回は、有痛性外脛骨でみられやすい症状や、日常生活・仕事・スポーツなどへの影響について詳しくご紹介します。

有痛性外脛骨とは?症状や日常生活への影響について【第2回】

前回は、有痛性外脛骨とはどのような状態なのか、外脛骨ができる仕組みや起こりやすい人についてご紹介しました。外脛骨そのものがあっても必ず痛みが現れるわけではありませんが、足への負担が積み重なることで、足の内側に違和感や痛みが生じることがあります。

今回は、有痛性外脛骨でみられやすい症状や、日常生活・仕事・家事・育児・スポーツなどへの影響について詳しくお話しします。症状は人によって異なりますが、「少し気になる程度」と感じていた違和感が徐々に生活へ影響することもあるため、身体からのサインを見逃さないことが大切です。

初期にみられやすい症状とは

有痛性外脛骨では、初期の段階では強い痛みではなく、「なんとなく足の内側が気になる」「靴が当たると違和感がある」といった比較的軽い症状から始まることがあります。

特に運動をした後や長時間歩いた後だけ違和感が現れ、休憩すると落ち着くケースも少なくありません。そのため、「疲れただけだろう」「少し休めば大丈夫」と考え、そのまま様子を見る方も多くいらっしゃいます。

また、土踏まずの少し上にある骨の出っ張りを押すと痛みを感じたり、左右の足を比べた際に片側だけ出っ張りが目立っているように感じたりすることもあります。ただし、外脛骨自体は痛みがない方にも存在するため、出っ張りがあることだけで問題があるとは限りません。

運動中に起こりやすい変化

スポーツを行っている方では、運動中や運動後に症状が現れやすい傾向があります。

例えば、ランニングを続けていると足の内側が徐々に痛くなる、ジャンプの着地で違和感がある、方向転換を繰り返す競技で足の内側が気になるなど、競技内容によって症状の現れ方はさまざまです。

サッカーではボールを蹴る動作やダッシュ、バスケットボールやバレーボールではジャンプと着地、陸上競技では繰り返し地面を蹴る動作などが足へ負担をかけることがあります。

また、部活動では大会前や合宿などで練習量が急激に増えることがあります。身体が十分に回復しないまま練習を続けることで、足への負担が積み重なり、違和感が目立つようになることもあります。

歩行や階段でも気になることがある

症状が進むと、スポーツだけではなく普段の生活でも痛みを感じる場面が増えてくることがあります。

例えば、駅まで歩いている途中や買い物で長時間歩いた後、階段を上り下りするときなど、日常的な動作でも足の内側が気になるようになる場合があります。

朝起きた直後はそれほど気にならなくても、一日の終わりになると痛みや疲労感が強くなるという方もいます。これは、一日を通して足へ負担が蓄積しているためと考えられます。

また、仕事で長時間立ち続ける方では、夕方になると足の内側が重だるく感じたり、靴を脱いだ際に押すと痛みを感じたりすることもあります。

仕事への影響

有痛性外脛骨は、仕事内容によっては業務にも影響を及ぼすことがあります。

接客業や販売業では立ち続ける時間が長く、美容師や理容師、調理師、工場勤務などでは同じ姿勢で作業を続ける時間が多くなります。その結果、土踏まず周辺への負担が繰り返され、足の疲労感が強くなることがあります。

営業職や配送業など歩く距離が長い仕事では、夕方になるにつれて痛みが気になり、歩幅が小さくなったり、無意識に反対側の足へ体重をかけたりすることもあります。

こうした身体の使い方が続くと、足だけではなく膝や股関節、腰などにも負担が及ぶ可能性があります。

家事や育児への影響

家庭での生活でも、有痛性外脛骨による影響を感じることがあります。

掃除機をかける、洗濯物を干す、料理を作るなどの家事では、立っている時間が思っている以上に長くなります。さらに、小さなお子さんがいるご家庭では、抱っこやおんぶをする時間も増え、足へかかる負担はさらに大きくなります。

公園で一緒に遊んだり、買い物でベビーカーを押したりする際にも足への負担が続き、夕方には疲れが強くなることがあります。

「子どもを抱っこすると足が気になる」「長時間立って料理をすると違和感が出る」と感じる方も少なくありません。

趣味や運動を楽しみにくくなることも

ウォーキングやジョギング、登山、ダンス、テニスなどを趣味としている方では、「以前より長く歩けなくなった」「途中で足が気になって集中できない」と感じることがあります。

趣味は心身のリフレッシュにもつながる大切な時間ですが、足の違和感が続くことで活動量が減り、運動不足につながる場合もあります。

また、「痛みが出るのではないか」という不安から運動を控えるようになり、筋力や体力の低下につながることも考えられます。

我慢し続けることで起こりやすいこと

足の内側に違和感があっても、「少し痛いだけだから」と我慢しながら生活を続ける方は少なくありません。しかし、痛みを避けようとして無意識に歩き方が変わることがあります。

例えば、痛い側をかばって反対側へ体重をかけたり、足の外側ばかりで歩いたりすると、身体全体のバランスが崩れやすくなります。

その結果、膝や股関節、腰など別の部位へ負担がかかり、これまで気にならなかった場所に疲労感や違和感を覚えることがあります。

また、運動を続けたい学生の場合、十分なパフォーマンスを発揮できなくなったり、好きな競技を思い切り楽しめなくなったりすることもあります。仕事や日常生活でも、歩くことが負担になると行動範囲が狭くなり、外出を控えるようになるケースも考えられます。

小さな変化に気付くことが大切

有痛性外脛骨は、ある日突然強い症状が現れるというよりも、少しずつ違和感が積み重なって気になるようになるケースが多くあります。

「最近足が疲れやすい」「靴が当たる場所が痛い」「長く歩くと足の内側が気になる」といった小さな変化は、身体からのサインかもしれません。

こうした変化をそのままにせず、自分の身体の使い方や生活習慣を見直すきっかけにすることも大切です。

次回は、有痛性外脛骨を悪化させやすい生活習慣や身体の使い方、姿勢との関係、さらに予防や早めの対処について詳しくご紹介します。

有痛性外脛骨とは?悪化しやすい生活習慣と予防の考え方【第3回】

前回は、有痛性外脛骨でみられやすい症状や、仕事・家事・育児・スポーツなど日常生活への影響についてご紹介しました。初めは運動後だけだった違和感が、徐々に歩行や立ち仕事でも気になるようになることがあります。

しかし、有痛性外脛骨は骨だけが原因で痛みが現れるわけではなく、日頃の身体の使い方や生活習慣、姿勢、運動方法など、さまざまな要素が重なって足への負担が大きくなることで症状が現れやすくなると考えられています。

今回は、有痛性外脛骨を悪化させやすい習慣や姿勢との関係、さらに足だけではなく身体全体とのつながり、そして予防や早めの対処について詳しくご紹介します。

足への負担が積み重なる生活習慣

私たちは毎日歩いたり立ったりするため、足には常に体重がかかっています。そのため、一度に大きな負担が加わるだけではなく、小さな負担が何度も繰り返されることでも足へのストレスは蓄積していきます。

例えば、長時間立ちっぱなしの仕事では、土踏まずを支える筋肉や腱が休む時間が少なくなります。販売業や飲食業、美容師、調理師、工場勤務などでは、勤務時間中ほとんど座ることができない日もあるでしょう。そのような生活が続くと、足の内側へ繰り返し負担がかかることがあります。

また、通勤や通学で毎日長距離を歩く方や、休日にまとめて何時間も歩く方も、知らないうちに足へ大きな負担がかかっている場合があります。特に普段あまり運動をしていない方が急にウォーキングやランニングを始めると、身体が十分に慣れておらず、足へ負担が集中することも考えられます。

急な運動量の増加にも注意

学生の部活動では、大会前や新学期、長期休暇中の合宿などで練習量が大幅に増えることがあります。運動そのものは健康づくりに役立ちますが、急激に練習時間や運動強度が上がると、筋肉や腱が十分に適応できず、負担が蓄積しやすくなります。

社会人でも同様に、「健康のために毎日10キロ走ることにした」「久しぶりにフットサルを始めた」「旅行先で一日中歩いた」など、急な活動量の変化がきっかけになることがあります。

運動は継続することが大切ですが、身体の状態に合わせて少しずつ負荷を上げていくことも同じくらい重要です。疲労が残っている状態で無理を続けると、回復が追いつかず、足への負担が大きくなることがあります。

靴選びも足への負担に関係する

毎日履く靴は、足への負担を左右する大切な要素の一つです。サイズが大きすぎる靴では足が中で動きやすくなり、小さすぎる靴では外脛骨の出っ張りが圧迫されやすくなります。

また、かかとが柔らかく安定しない靴や、長年履き続けて靴底が大きくすり減った靴では、歩行時のバランスが崩れやすくなることがあります。特に片側だけ靴底が極端に減っている場合は、歩き方に偏りが生じている可能性もあります。

スポーツシューズについても、競技に合ったものを選ぶことや、傷みが目立ってきたら適切なタイミングで交換することが大切です。靴は毎日身体を支えてくれる道具だからこそ、状態を定期的に確認する習慣を持つことが望ましいでしょう。

姿勢や歩き方との関係

有痛性外脛骨では、足だけではなく身体全体のバランスも関係していることがあります。

例えば、猫背の姿勢では重心が前方へ移動しやすくなり、足先へ体重がかかりやすくなることがあります。また、反り腰の姿勢では骨盤の位置が変化し、歩くときの重心移動にも影響を及ぼすことがあります。

さらに、片足に体重をかけて立つ癖や、いつも同じ足を組む習慣、バッグを片側だけで持つ癖なども、身体全体のバランスを変化させる一因になることがあります。

一つひとつは小さな癖でも、毎日繰り返されることで身体の使い方が偏り、結果として足へかかる負担に影響することも考えられます。

身体はすべてつながっている

足の痛みというと、どうしても痛い場所だけを意識してしまいがちです。しかし、人の身体は一つひとつの部位が独立して動いているわけではなく、全身が連動しています。

例えば、足首の動きが硬くなると膝で動きを補おうとし、膝への負担が増えることがあります。また、股関節の動きが小さくなることで歩幅が変わり、土踏まずへかかる負担が増える場合もあります。

さらに、腰や骨盤周辺の筋肉のバランスが崩れると、左右どちらかの足へ体重が偏りやすくなることがあります。このように、一見関係がないように思える首や肩、背中、腰、股関節なども、歩き方や姿勢を通じて足へ影響を与えていることがあります。

疲労をため込み過ぎないことも大切

忙しい毎日を送っていると、身体の疲れを感じながらも十分な休息を取れないことがあります。しかし、筋肉や腱は適度な休息を取ることで回復しやすくなります。

睡眠不足が続いたり、休日も身体を休める時間が少なかったりすると、疲労が蓄積しやすくなります。疲れがたまることで身体の動きが硬くなり、結果として足への負担が大きくなることも考えられます。

運動後には十分な休息を取り、水分補給や栄養バランスの良い食事を心掛けることも、身体全体のコンディションを整えるためには大切です。

早めに身体の状態を見直すことが予防につながる

足の内側に違和感があっても、「そのうち落ち着くだろう」と考えて無理を続けてしまう方は少なくありません。しかし、小さな違和感の段階で身体の使い方や生活習慣を見直すことは、足への負担を軽減するきっかけになる場合があります。

例えば、運動量を急に増やさないこと、足に合った靴を選ぶこと、運動前後にストレッチを取り入れること、疲れを感じたら休息を取ることなど、日常生活の中で意識できることは数多くあります。

また、自分では気付かない歩き方の癖や姿勢の偏りがあることもあるため、身体全体のバランスに目を向けることも大切です。

次回はいよいよ最終回です。整骨院では有痛性外脛骨をどのような視点で考えているのか、身体全体との関係や施術の考え方、ご自宅で取り組みやすいセルフケア、そして京成津田沼整骨院のご案内について詳しくご紹介します。

有痛性外脛骨とは?整骨院での考え方と日常でできるセルフケア【第4回】

これまで3回にわたり、有痛性外脄骨とはどのような状態なのか、起こりやすい原因や症状、日常生活への影響、さらに悪化につながりやすい生活習慣についてご紹介してきました。

足の内側に痛みや違和感があると、「足だけが悪いのではないか」と考える方も少なくありません。しかし、実際には足だけではなく、歩き方や姿勢、筋肉の使い方、身体全体のバランスなど、さまざまな要素が影響している場合があります。

最終回となる今回は、整骨院ではどのような視点で身体を捉えているのか、日頃から意識したいセルフケアの考え方、そして京成津田沼整骨院のご案内をご紹介します。

整骨院では身体全体のバランスを大切に考えます

有痛性外脛骨による違和感がある場合、痛みを感じる場所だけに注目するのではなく、身体全体の動きやバランスを確認することも大切だと考えています。

人の身体は、足首・膝・股関節・骨盤・背骨が連動しながら動いています。そのため、歩き方や姿勢の癖、左右の体重のかかり方、筋肉の柔軟性などによって、足へかかる負担が変化することがあります。

例えば、片足ばかりに体重を乗せる立ち方が習慣になっていたり、歩幅が左右で異なっていたりすると、片側の足へ負担が集中しやすくなることがあります。また、股関節や足首の動きが硬くなることで、足の内側へ繰り返しストレスが加わることも考えられます。

このように、足だけではなく身体全体を確認しながら、日頃の生活や身体の使い方を振り返ることも大切な視点の一つです。

身体の使い方を見直すことも大切

毎日の生活では、自分では気付かないうちに身体の使い方に癖が生まれていることがあります。

例えば、立っているときにいつも同じ足へ体重をかけていたり、階段を上る際に片足ばかりを使っていたり、バッグをいつも同じ肩に掛けていたりすると、少しずつ身体のバランスが偏ることがあります。

また、仕事中の姿勢も重要です。長時間立ち続ける仕事では重心が前方へ移動しやすくなり、反対にデスクワークでは足首や股関節を動かす機会が減るため、筋肉が硬くなりやすいことがあります。

身体の使い方を少し意識するだけでも、日常生活の中で足へかかる負担を見直すきっかけになる場合があります。

セルフケアを習慣にしてみましょう

有痛性外脛骨が気になる方は、日常生活の中で無理のない範囲でセルフケアを取り入れてみることも一つの方法です。

例えば、ふくらはぎや足裏の筋肉をやさしく伸ばすストレッチを行ったり、運動後には十分な休息を取ったりすることで、身体のコンディションを整えやすくなります。

また、長時間立ち続ける場合は、途中で足踏みをしたり、つま先立ちやかかとの上げ下げを行ったりして、同じ姿勢が続かないよう工夫することも大切です。

デスクワークの方であれば、1時間に一度は立ち上がって歩く時間をつくることで、足首やふくらはぎを動かす機会を増やすことができます。

こうしたセルフケアは一度だけ行うよりも、毎日の生活の中で継続することが大切です。無理のない範囲で続けることが、身体全体のコンディションを整えることにつながります。

靴選びや生活環境も見直してみましょう

普段何気なく履いている靴も、足への負担に影響することがあります。

靴底が大きくすり減っていたり、サイズが合っていなかったりすると、歩くたびに足へ偏った力が加わることがあります。新しい靴を選ぶ際には、長さだけではなく幅やかかとのフィット感なども確認すると安心です。

また、ご自宅では裸足で過ごす時間が長い方もいらっしゃいますが、床が硬い環境では足裏へ負担がかかりやすくなることがあります。必要に応じて室内履きを活用するなど、生活環境を見直してみることもよいでしょう。

スポーツをされる方は、シューズだけでなくインソールや靴ひもの締め方なども、足への負担に関係することがあります。競技内容や足の状態に合わせて見直すことも選択肢の一つです。

気になる症状は無理を続けないことも大切です

「少し痛いだけだから」「運動が終われば落ち着くから」と無理を続けてしまうと、歩き方が変わったり、身体のバランスが崩れたりすることがあります。

違和感が続いている場合には、身体を休める時間を設けたり、運動量を調整したりすることも大切です。また、症状が長く続く場合や日常生活に支障を感じる場合には、早めに身体の状態を確認することも大切な選択肢になります。

足の痛みは足だけの問題ではなく、全身の動きや生活習慣が関係していることもあります。だからこそ、身体全体を見直すきっかけとして考えてみることが大切です。

まとめ

有痛性外脛骨は、生まれつき存在する外脛骨にさまざまな負担が加わることで、足の内側に痛みや違和感が現れることがある状態です。

運動だけではなく、立ち仕事や歩行、家事、育児など、日常生活のさまざまな場面で足へ負担がかかることがあります。また、姿勢や歩き方、筋肉の柔軟性、身体全体のバランスも関係している場合があります。

日頃から身体の変化に目を向け、無理をし過ぎないことや、自分に合った靴選び、適度なストレッチや休息などを取り入れることは、足への負担を見直すきっかけになります。気になる症状が続く場合には、一人で悩まず相談先を検討することも大切です。

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