目をいたわっていますか？

●１時間に一度は休憩

　現代人の目は疲れ気味。肩こりやイライラの原因となり、放置すると眼精疲労やドライアイを招くおそれがあります。日ごろから目をいたわって、疲れをためないようにしましょう。パソコンは、目とディスプレーとの距離が40～70cm程度、視線がやや下向きになるように位置や角度を調節。作業中はまばたきの回数が減って目が乾燥しやすいので、意識してまばたきをするようにしましょう。１時間に一度は10～15分程度の休憩を取り、遠くを眺めるなどして目を休ませてください。

●疲れたら目の体操

　読書やテレビを見るときは部屋を明るくすること。明るさが足りない場合は読書スタンドなどを使いましょう。乗り物内での読書や寝転がってのテレビ鑑賞は、目に負担がかかるのでできるだけ避けるようにしてください。疲れを感じたら、眼球を右、下、左、上と動かす目の体操が効果的。また、ホットタオルなどをまぶたに当てて温めると、血行が促進されて疲れが和らぎます。十分な睡眠、栄養バランスのよい食事、適度な運動を心がけ、体調を整えておくことも疲れ目予防にとても重要です。