お灸でリラックス

●温熱刺激で細胞が活性化

　何となく体の不調を感じるときはお灸を試してみませんか？お灸はヨモギを乾燥させたもぐさで作られ、火をつけてその温熱でツボを刺激します。細胞が活性化して、免疫力アップに役立つほか、むくみの解消にもつながるといわれています。また、もぐさの香りには鎮静作用があり、リラックス効果も期待できるそうです。

●手軽な台座灸がおすすめ

　初めてでも使いやすいのは、台座の上にもぐさがのった「台座灸」。シールをはがしてツボの上に貼り、火をつけるだけで使えます。煙の出ないタイプも市販されています。ただし、お灸は１日１回、ツボは２～３か所までにとどめ、入浴や食事、飲酒の前後は避けること。熱過ぎると感じたら我慢せずにすぐに外してください。

【おすすめのツボ】

●合谷（ごうこく）：手の甲側の親指と人さし指の間で、２本の骨が交わる手前のくぼみ。肩こりや疲れ目に。

●足の三里（あしのさんり）：膝の皿の下から、指幅４本分下がったところ。足のむくみに。