「早寝早起き」を習慣に

●まず「早起き」から

　子どもの体や脳の発育に必要なホルモンが分泌されるのは、睡眠中です。早寝早起きによって生活リズムが安定すると、ホルモンの分泌が促進されます。そのためには、「早寝」よりも15～30分単位の「早起き」から始めるのが効率的。目覚めたら、カーテンを開けて部屋に日光を取り入れましょう。ずれが生じがちな体内時計が調節され、規則正しい生活リズムが生まれます。

●大人も一緒に昼寝しよう

　朝食はしっかりと食べること。日中は外遊びをするなどして思い切り活動すると、夕方以降に体が休息モードになって早寝につながります。夕食は19時には食べ始められようにしましょう。就寝時間が近付いたら、照明を落としてテレビを消し、静かな雰囲気に。大人も一緒に寝れば、子どもの見本になり、一緒に朝方にシフトできます。また、早寝早起きを継続するためには、週末や休日も同じ生活リズムを守ることが大切です。