ロコモ対策~今、できることをやろう~
日付:2020.8.27 /
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元気の元
ロコモ対策はお早めに
●加齢とともに高まる
「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の略。骨や関節、筋肉などの機能が衰えて、立つ、歩くなどの動作が困難になり、寝たきりや要介護の状態になってしまうこと、またはその危険性が高い状態を指します。加齢とともにリスクが高まるので、予防するためには早めの対策が有効です。
●ロコトレを習慣に
ロコモ予防のために日本整形外科学会が「ロコトレ」と呼ばれるトレーニングを推奨しています。
【足を浮かせる】どちらかの足を床から浮く程度に上げて立ち、そのままの状態を1分間キープ。机や柱など、つかまるものがある場所で行いましょう左右1分間ずつを1日3回が目安です。
【スクワット】足を肩幅より少し広く開き、つま先は30度ほど外向きに。息を吐きながら腰を下げ、吸いながらゆっくり元の姿勢に戻ります。5~6回を1日3セットが目安です。できる回数や時間には個人差があるので、体力に合わせて調節してください。また、身体に負担がかかりにくい、ラジオ体操(自宅で)や人混みの少ないところでのウォーキング、太極拳を習慣にするのも効果的です。