梅雨時の熱中症にご用心
日付:2018.6.15 /
カテゴリー:
元気の元
梅雨が本格的に始まってきました!
熱中症は梅雨時でも起こることを知っていますか?
熱中症は、梅雨明けから真夏に起こると思われがちです。しかし最近は、梅雨の期間の発生も増えています。患者が多くなるのは、最高気温が30℃以上、日差しが強い、風が弱い、湿度が高いといった気候条件の日。体がまだ暑さに慣れていないので、急に気温が上がったときにも注意が必要です。また、屋外だけでなく、住宅内で発症するケースも目立っています。
予防するためには、こまめな水分補給を心がけること。水やお茶だけではなく、0.1~0.2%の食塩水、倍以上に薄めたスポーツドリンクなど、塩分を含んだものを取ってください。
また、蒸し暑い日は、我慢せずにエアコンなどを使いましょう。めまいや手足のしびれ、こむらがえりなど、疑わしい症状が見られる場合は、衣服をゆるめ、首筋やわきの下、太もものつけ根など太い血管が体の表面近くを通っている部分を、ぬらしたタオルやハンカチでくるんだ保冷剤で冷やすとともに、水分を補給をしましょう!
全文読む
梅干しはすごい!
日付:2018.6.9 /
カテゴリー:
元気の元
医院の日常
先日梅雨入りが発表されましたね!
気温も高くなりつつあり蒸し暑くなります。そんな時におすすめなのが梅干しです。
蒸し暑くなると、梅干しのさっぱりとした酸味が一層おいしく感じられます。
酸味のもとは有機酸の一種のクエン酸。代謝を活発にする作用があり、疲労回復効果も期待できます。
また、唾液や胃酸の分泌を促す働きもあるので、食欲が減退しがちなこれからの季節にぴったり。
体内に侵入した細菌の増殖を抑えたり、カルシウムの吸収率を高めたりする作用も期待できます。
種を取り除いて果肉をたたいた梅肉は、調味料として使用できます。
冷ややっこや刺身に、ギョーザの具にと、お好みの食べ方で初夏の味わいを楽しみましょう。
全文読む
足裏にいたわり
日付:2018.5.9 /
カテゴリー:
元気の元
●ターンオーバーが停滞
サンダル履きなどではだしになる機会が増える時季。足裏の状態をチェックしてみましょう。かかとのカサつきや角化が見られる場合は、皮膚の新陳代謝が滞っています。原因は、サイズの合わない靴やハイヒールの乗用、かかとに体重がかかりすぎる歩き方など。足裏に無理な力がかかると血行不良を招き、角質が厚くなります。ひどくなるとひび割れや出血を伴うこともあるので、日ごろのケアが大切です。
●入浴後は保湿ケアを
入浴時にはせっけんをよく泡立て、足全体を優しく洗ってください。乾燥したかかとはデリケートなので、軽石などでこすると、かえって刺激で角質層が厚くなり逆効果です。入浴後は水分をよく拭き取り、ワセリンなどで保湿します。ただし、1カ月続けても改善しない場合は足白癬(あしはくせん、水虫)の可能性もあるので受診してください。また、かかと、親指と小指の付け根にバランス良く体重をかけて立ち、かかとから指のつけ根へと重心を移動して足裏全体を使って歩くことを意識してみてください。
全文読む